透析シャント治療

透析シャント治療について

当院では、透析治療が必要な患者様に対して、シャント作製およびシャント拡張術(シャントPTA/VAIVT)を行っています。

治療の目的や流れ、そしてその後の管理について、詳しくご説明いたします。

ご不明点やご心配なことがあれば、スタッフがしっかりとサポートいたしますので、いつでもご相談ください。

シャント作製の詳細について

血液透析の開始するときにシャント作製が必要です。
シャント作製は血液透析を行うために血液を効率よく取り出し、返すための人工的に血管を作る手術です。

このシャントを作ることにより、透析がスムーズに行えるようになり、患者様の体調を維持するために欠かせない治療手段となります。
シャント作製は局所麻酔で行い、手術時間は自己血管のシャント作製(AVF)は1時間程度、人工血管使用(AVG)は2時間程度で終了します。
シャント作製後は、透析治療に使用できる状態を維持するため、定期的なチェックと管理が必要です。


シャント拡張術(シャントPTA/VAIVT)の詳細について

シャントを透析に使用している経過でシャントが狭窄することが多くあり、その際はシャント拡張術(シャントPTA/VAIVT)が必要です。

シャント拡張術は、血管シャント(透析用シャント)の狭窄や閉塞を改善するための治療法です。
透析を行う際にシャントが十分に機能しない場合、血流を再確保するためにこの手術が行われます。
手術後、透析が円滑に行えるようになります。

また、当院では、透視下およびエコー下の両方での手術に対応をしております。
シャントは閉塞することがあるため、異常を感じた場合は早めにご連絡ください。